敵の敵 2014 4 5

 韓国では、市民団体、マスコミ、大統領までが、
「反日」で明け暮れています。
 しかし、これを北朝鮮から見たら、どうなるか。
日頃、韓国と激しく対立している北朝鮮から見れば、
日本は、「敵の敵」に見えるでしょう。
つまり、味方でしょうか。
 日本としては、本来であれば、
韓国と共同して、
世界最大の脅威である北朝鮮に対応しなければならないと思っていますが、
韓国で繰り返される「反日」や「反日運動」に、うんざりしています。
 しかし、目の前には、
世界最大の脅威である北朝鮮が存在するという厳然たる事実があります。
 そこで、北朝鮮の暴発を防ぐために、
日本が、直接、北朝鮮と交渉する「政府間協議」が行われています。
 日本は、気分としては、
「朝鮮半島有事の際は、日本を巻き込まないでくれ。
あくまでも半島内部に限定してほしい」という気持ちでしょう。
 一方、北朝鮮としては、
「朝鮮半島有事の際は、日本は動くな。
あくまでも傍観者でいてほしい」という気分でしょう。
 日本の世論としても、
激しさを増す韓国の「反日」を見れば、
「朝鮮半島有事は、半島内部の問題で、
日本は関係ない。勝手にやってくれ」という気分でしょう。
 いずれにせよ、韓国が亡国の道を歩んでいることには間違いないでしょう。
「国家には感情はない。ただ国益あるのみ」(フランスのシャルル・ド・ゴール大統領)

高句麗 2012 4 14
 大昔、朝鮮半島北部には、
高句麗という国がありました。
(紀元前37年から668年)
 日本の埼玉県には、高麗神社があります。
この神社のサイトには、こうあります。
 716年武蔵野の大地に1799人の高麗人が入植し、
未開の原野の開拓にあたりました。
 大和朝廷は、この地を高麗郡と称し、
高麗王若光を首長としたのです。
 668年に滅びた高句麗からは、
多くの人々が日本に渡り土着しました。
 高麗王若光の没後、
郡民は、その徳を偲び霊廟を建立、
高麗明神と称し崇めたのです。
(以上、引用)
 今の北朝鮮は、かつての高句麗の繁栄を、
とうてい連想できるような状態ではありません。
 北朝鮮は、「徳」による政治ではなく、
「恐怖」による政治でしょう。
高句麗の1300年後の姿が、今の北朝鮮とは、実に悲しい。
 歴史に「if」はありませんが、
北朝鮮の民族としての能力を考えれば、
日本のような経済大国に発展したことも、あり得たのです。
北朝鮮の現状は、政治の失敗が、極めて大きいと思います。
 日本は、第二次世界大戦に敗れて、国土が焼け野原となりました。
しかし、数十年後には、世界第二位の経済大国になったのです。











































































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